台湾華語と中国の中国語の違い(3)
今回は言葉がよくくっついている「台湾訛り」(台灣腔)を紹介します。
台湾訛りは、台湾しか使わない話し方です。
日本語でいえば、方言みたいな存在です。
ちなみに、昔は「台湾国語」(台灣國語)という訛りもありますが、
「台湾訛り」とは全然違います。
最初は「台湾国語」から説明します。
台湾のお年寄りは台湾語(台語)と日本語が喋れる人は結構多いという印象があるかもしれませんが、2020年の現在はかなり少なくなりました。
なぜ日本語を喋れる人がいるのかという理由は歴史に関係があります。
「台湾国語」では台湾語と日本語の発音から台湾華語を話します。または、その三つの言語の言葉を混ぜて話すという訛りです。
そして「台湾訛り」はこの二十年で生まれた新しい訛りです。
「台湾訛り」の特徴は、
1、言葉がよくくっついている
例えば、 這樣 (醬) 、那樣 (釀)、大家好 (大啊好)、真的假的(真假的)など
2、台湾語が交じっている
台湾の南部は、台湾語を喋る人が台北より多いので、若者たちもよく台湾語を喋っています。台北の場合は、皆はよく喋る基本的な台湾語はやはり悪口かもしれません。(笑)
例えば、走開(造啦)、吃(呷)、悪口など
3、語尾
感情を表現するために、様々な語尾があります。
例えば、呢(捏)、啦(喇)、耶、唷など
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